奨学金が打ち切り!?突然停止された場合はどうすればいいの?
- 奨学金継続願を提出していなかった…
- 成績不振が原因…?
理由は分からないけど、JASSO奨学金がいきなり停止されてしまうことがあります。
もし奨学金が振り込まれなくなったら、最悪の場合、大学を中退しなければならなくなることも・・・
そんな最悪の事態を逃れるためにも、ここでは
について解説していきます。
今すぐお金が必要だけど、どうして良いか分からない…という方は、こちらを確認してください。
JASSO奨学金停止の2つのパターン(廃止、停止)
JASSO奨学金が打ち切られるパターンとしては、「廃止」と「停止」の2つがあります。
ただし、いきなり奨学生としての資格を廃止されたり、奨学金が停止したりはしません。
廃止と停止の前に、大学より「警告」という処置通知が交付されます。
ここでは、「廃止」「停止」「警告」それぞれの処置を受ける原因と、奨学金の振り込み再開する場合の対処法をわかりやすく説明します。
「廃止」と「停止」の前に「警告」がある
留年まではいかなくても修得単位数がきわめて少なかったり、卒業が見込めない可能性がかなり高そうな場合は、奨学金を「廃止」や「停止」する前に、まずは「警告」という処置通知を交付する仕組みになっています。
「警告」「停止」「廃止」それぞれの位置づけは、以下のとおりです。
警告
停止
廃止
「警告」の適格基準をくわしく見ると
- 修得単位(科目)数が標準の半分以下
- 卒業延期の可能性がある
- 出席率が悪く学修の意欲に欠ける
- 出席率が悪く学修の意欲に欠ける
とされています。 もし「警告」の処置通知を受け取ってしまった場合は、現状を真摯に受け止めて、これからの学生生活を見直す必要があります。
「停止」
「廃止」の一歩手前で、成績不振によって、奨学金が「停止」されることがあります。
奨学金を停止されたら、奨学金の給付や貸与が最長で1年間ストップします!
停止となった原因を解消すれば、奨学金の振り込みは再開可能です。
成績不振だと奨学金を「停止」されることがある
このパターンが一番ドキッとするかもしれませんね!?
では、どれくらい成績が悪いと奨学金が停止されてしまうのか?
奨学生の適格認定では、以下のように定められています。
適格認定
第3条 貸与奨学規程第16条第3項及び第16条の2第3項に定める貸与奨学生に係る適格認定の基準(第5条において「貸与奨学生適格基準」という。)は,次に掲げるとおりとする。
~中略~
(2)学業について
修業年限で確実に卒業又は修了できる見込みがあること。引用元:奨学生の適格認定に関する施行細則
ということは、普通に留年せずに進級または卒業できる見込みがあれば、まず奨学金が停止されることはありません。
反対に、成績不振が理由で留年する可能性が高い場合は、奨学生としては不適格ということになり、奨学金が停止になってしまいます。
その場合は、不足単位数を修得するなど停止となった原因を解消すれば、奨学金の振り込みは再開します。
ただし、自動的に再開するわけではありません。
再開を希望する場合は、奨学金の復活の手続きが必要となります。
復活の手続き方法
大学の担当窓口に申し出て、下記「奨学生学修状況届」に必要事項を記入・押印のうえ、学校に提出してください。
復活申請が大学とJASSOに承認されれば、届け出した月にさかのぼって奨学金が振り込まれるようになります。
この手続きを行わない奨学生は、奨学金が「廃止」されてしまいます。
「廃止」
留年など奨学生としてふさわしくないと判断された場合は、奨学金を「廃止」されます。
奨学金を廃止されたら、奨学生の資格を失うことになり、それ以降は奨学金を受け取ることができなくなります!
また、ここで一番気をつけたいのは「奨学金継続願」の未提出による廃止です。
奨学金継続願を提出していないと「廃止」になる
入学初年度の申し込み手続きだけで、大学を卒業するまで奨学金を受け取り続けられると思ってしまいがちですが、それは大きな間違いです。
毎年12~2月頃に「奨学金継続願」を提出しなければ、翌年度の奨学金は「廃止」となってしまいます!
この時期に学校から送られてくる「貸与額通知書」の書類には、かならず目を通すようにしてください。
奨学金継続願がちゃんと提出できているかどうかは、スカラネット・パーソナルで確認することができます。
もし、奨学金が廃止になってしまったら、在学中は「在学猶予願(在学届)」を提出すれば、奨学金の返済を卒業まで待ってもらうことができます。
この在学猶予願(在学届)を提出しないと、奨学金の返還が7か月後からはじまることになるので要注意です。
出典
以下、JASSOの情報を参考にしております。
適格認定(学業等)
JASSO奨学金が停止・廃止された時の対応策
奨学金が停止・廃止されてしまった学生の方の中には、学費などを支払いながら生計を立てていくために一時的にでも他の手段でどうにかお金を借りなければならない、という方も多いかと思います。
そこでここでは奨学金の代わりとなる3つのローンについてご紹介していきます。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
数週間待てるなら教育ローンがおすすめ
もし奨学金を「廃止」「停止」された場合は、一時的に教育ローンを利用することをおすすめします。
教育ローンの使用用途は、金融機関によってさまざまです。
基本的には、教育に関すること全般に充てることができます。
- 入学金・授業料・施設設備費などの学校納付金
- 受験料・受験時の交通費や宿泊費などの受験にかかった費用
- 教科書代・教材費・パソコン購入費 など
ですので、奨学金の一時的な代わりになり得るローンだといえます。
さらに教育ローンは奨学金と異なり、一年うちどのタイミングであっても申し込み可能なので、奨学金をストップされている期間だけ借りるのも手です。
E-LOAN(イー・ローン)というサイトでは、金利や希望借入額などの条件を比較して自分に合った教育ローンを探すことが出来るので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
ただし注意点として、申し込みから融資まで数週間近くかかってしまうこともありますから、学費の振込が間に合わない…という方は最短で即日の融資が可能なローンを利用することをおすすめします。
学生には学生専用ローンがおすすめ
教育ローンは審査に時間がかかるので、出来るだけ早くお金が必要!という学生さんには、学生専用ローンがおすすめです。
学生ローンは学生に特化されているローンのため、審査も柔軟で、更にサポートも充実しているので初めてでも安心して借りることができます。
学費以外の用途でも借りることができるので、教育ローンよりも便利に利用できますね。
ここでは全国どこからでもスマホや電話で申込みが出来る2社を紹介します。
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おすすめ学生専門ローン
今すぐお金が必要なら学生でも借りれる消費者金融カードローン
借金は不安‥という方もいらっしゃると思いますが、下記で紹介するカードローンは大手の銀行グループのみ。しかもCMでもお馴染みなので安心して利用できます。
18~20才以上でアルバイトなどの収入があれば申し込みOKなので、奨学金が停止されて途方に暮れている人は利用してみてはいかがでしょうか。
『けど、結局お金を借りるから返済が大変になるんじゃない?』
と思った方、そんなこと無いんです!
カードローンのメリットは何と言っても
- スマホひとつで誰にも頼らず現金を用意できる
- コンビニATMで月々1,000円〜分割返済が可能
返済プランさえきちんと立てればたくさんの利息を払うことはありませんし、
なにより申込んでから最短で1時間ほどで融資を受けることが出来るのはとてもありがたいサービスです。
また教育ローンでは使用目的がある程度制限されますが、カードローンは使用目的が自由なローンとなっています。
学費以外にも家賃や交際費など様々な箇所でお金が掛かってくる学生さんには最適なローンだと言えます。
しかも、審査は初回の1回のみ。
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必要が無い時は使わなければいいだけ。作っておいて損はないですね。
学生でも借りられるおすすめのカードローンを2つご紹介していきます。
※学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。
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※1 借入限度額は審査によって決定いたします。
※2 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
◆原則、電話確認無し・郵送物なし
◆申込〜借入まで誰とも顔を合わせない
※借入限度額は審査によって決定いたします
以下の記事でも消費者金融のカードローンについて紹介しています。是非参考にしてください!
まとめ
今回は、JASSO奨学金が停止になってしまう2つのパターンについて説明してきました。
奨学金がなければ、途中で大学を自主退学しなければならなくなってしまう人もいると思います。
奨学金を借りて勉強をしているという自覚をもって、修業年限期間内でちゃんと卒業しましょう!
最後に、奨学金の停止にまつわる疑問をQ&A形式で紹介しています。