おまとめローンのおすすめランキング特集。審査項目・基準・選び方も詳しく解説

おまとめローンのおすすめランキング特集。審査項目・基準・選び方も詳しく解説

この記事は社会人の方に向けた内容です

「複数のローン残高をまとめて、返済の負担を軽くできたら⋯」

そのような悩みをお持ちの方へ。おまとめローンは、複数社からの借入を一つにまとめ、金利を下げたり、毎月の返済額を減らせるメリットを持つ金融サービスです。

せっかくおまとめローンを検討するのなであれば、

  • どこのおまとめローンがおすすめなのか?
  • できるだけ低金利で、返済負担を減らせる金融機関は?

といった点が気になりますよね。

また、過去に審査落ちを経験されていたり、審査に不安を感じる方にとっては、

  • 審査に通りやすいおまとめローンはある?
  • 審査通過率を上げるポイントを知っておきたい

といった点も重要なポイントかと思います。

この記事では、初めておまとめローンを利用する方にも分かりやすく、以下の情報をお届けします。

この記事を読むと分かること

この記事を読めば、あなたにぴったりのおまとめローンを見つけ、賢く返済できる道筋が見えてくるはずです。ぜひ最後までお読みください。

目次

おまとめローンとは

おまとめローンは、複数の借入を一本化してまとめることで、返済の管理を簡単にでき、毎月の返済額を減らすことも可能な金融サービスです。

例えば、クレジットカードのリボ払いやカードローン、消費者金融からの借入などが複数ある場合、それぞれ金利が異なり、返済日もバラバラで管理が大変になります。

これらをまとめて返済し、その後、おまとめローンを契約した金融機関に毎月1回、決められた金額を返済していくことになります。

おまとめローンは、通常のカードローンとは異なり、貸金業法の総量規制の対象外となっているため、借入総額が年収の3分の1を超えていても利用できる可能性があります。

複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

引用元:日本貸金業協会

おまとめローンで減額できる月々の返済金額の目安

おまとめローンを検討するにあたって、毎月の返済金額がどれくらい軽減されるかを確認しておくことはとても大切です。

下記に、東京スター銀行の「おまとめ借り入れ額」と「毎月のご返済額」の対応表を抜粋しました。

現在の毎月の支払金額と比較して、メリットがあるかどうかの参考にしてみてください。

おまとめ借り入れ額毎月のご返済額
50万円¥7,318
100万円¥14,637
150万円¥21,956
200万円¥29,275
250万円¥36,594
300万円¥43,912
350万円¥51,231
400万円¥58,550
450万円¥65,869
500万円¥73,188
600万円¥87,825
700万円¥102,463
800万円¥117,100
900万円¥131,738
1000万円¥146,376
参考:東京スター銀行のおまとめローン
※注釈

※上記計算は、金利年率12.5% 返済年数10年 元利均等月賦返済により行っております。例として、おまとめ借り入れ額が2,000,000円の場合、毎月のご返済額は29,275円、概算の返済総額は3,513,052円となります。また、このケースで金利年率14.6%(最大年利)が適用された場合、毎月の返済額は31,778円、概算の返済総額は3,813,571円となります。なお、実際にお借り入れ頂く際の金額と端数等が異なる場合がありますのでご注意ください。
※店頭またはお電話にて返済額の試算をすることができます。

例えば、おまとめ借り入れ額(現在利用中の複数ローンの合計残高)が総額200万円の場合、毎月の返済額の目安は29,275円となるため、現在、合計で3万円以上の返済を行っている方であれば、検討する価値は十分にあると言えるでしょう。

東京スター銀行の公式ホームページには、借入金額を入れると毎月の返済額を確認できる「返済シミュレーション」もあるため、どれくらい 利息の負担が軽減できるか試してみてください。

>>東京スター銀行の詳細はこちら

おまとめローンの種類と特徴

おまとめローンには、大きく分けて銀行系と消費者金融系の2種類があります。

どちらを選ぶのが最適かは、ご自身の状況や優先順位によって異なります。

銀行のおまとめローンは「低金利」「一本化できる借入の広さ」でおすすめ

銀行系のおまとめローンは金利が低めに設定されていることが多く、返済総額を抑えたい場合に適しています。

借入限度額も大きいため、まず検討したいおまとめローンです。

また、銀行系のおまとめローンは下記のように、幅広い種類のローンを一つにまとめられる場合が多いのが特徴です。

銀行系のおまとめローンで一本化できる借入の種類

銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・消費者金融のカードローン・クレジットカードでのキャッシング、リボ払い など

ただし、銀行カードローンは自主的に年収の3分の1までを貸付上限にしているケースが多く、それを超える借入をまとめたい場合には、審査通過が難しいというデメリットもあります。

銀行系のおまとめローンがおすすめな方
  • 低金利を重視して選びたい方
  • 幅広い種類のローンを一つにまとめたい方
  • 借入総額が年収の3分の1を超えていない方

消費者金融のおまとめローンは「審査の早さ」「審査通過率」でおすすめ

消費者金融系は、審査が比較的早く、融資までの期間が短い傾向があります。

ただし、金利は銀行系に比べて高めに設定されていることが多く、一本化できる借入の種類が銀行系に比べて少ないというデメリットがあります。

消費者金融系のおまとめローンで一本化できる借入の種類

消費者金融のカードローン・クレジットカードでのキャッシング、リボ払い など

なお、消費者金融のおまとめローンは、総量規制の「例外貸付け」に該当する場合があり、借入総額が年収の3分の1を超えても利用できることがあります。

消費者金融系のおまとめローンがおすすめな方
  • 審査の通りやすさを重視したい方
  • 消費者金融とクレジットカードのローンをまとめたい方
  • 借入総額が年収の3分の1を超えている方

おまとめローンおすすめランキング

金利の低さ、審査の通りやすさ、おまとめできる借入の種類、借入限度額、手続きの簡単さなどを考慮し、総合的におすすめできるおまとめローンをランキング形式でご紹介します。

ご自身の状況に最も適したおまとめローンを見つけるために、ぜひ参考にしてください。

スクロールできます
銀行・金融機関東京スター銀行SMBCモビットJCB CARD LOAN FAITH横浜銀行カードローンフクホー
モビットJCB CARD LOAN FAITH横浜銀行カードローンフクホー
限度額最大1,000万円最大800万円最大900万円最大1,000万円最大200万円
金利年9.8%〜14.6%※①年3.0%~18.0%年1.30%〜12.50%年1.5%〜14.6%(変動金利)年7.30%~20.00%
おすすめポイント低金利が魅力・契約社員も対象で利用しやすいアルバイト、パート、自営業の方も対象・返済でVポイントも貯まる上限金利が低く、少額のおまとめも低金利で利用可能最短即日の借入にも対応が可能審査の通りやすさを重視する方におすすめ
おまとめ対象金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等)のローン消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)資金使途:自由事業用資金を除く個人消費資金一般消費者金融・クレジットカード
詳細詳細詳細詳細詳細詳細
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
おまとめローンの比較
注釈

※東京スター銀行:①当行所定の審査により決定いたします。

東京スター銀行の融資は低金利が魅力|契約社員も対象で利用しやすい

東京スター銀行のおまとめローン(スターワン乗り換えローン)は、勤続年数が1年未満でも申し込みが可能なため、転職や就職したばかりの方でも申し込みできます。

Q:おまとめローン(スターワン乗り換えローン)について、会社勤続年数が1年未満でも利用できますか?

A:はい。お申し込みいただけます。

引用元:東京スター銀行 – 商品について/【無担保ローン】おまとめローン(スターワン乗り換えローン)

また、正社員のほか、契約社員や派遣社員も申し込み可能である点が特徴です。

【ご利用いただける方】

  • お申し込み時、満20歳以上、65歳未満の方
  • 給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員の方)
  • 年収200万円以上の方
引用元:東京スター銀行公式サイト 商品説明書より抜粋

おまとめローンは複数社からの借入を前提としたローンであるため融資金額が大きくなりやすく、どうしても審査が厳しくなる傾向にありますが、

東京スター銀行では勤続年数が短い方や契約社員・派遣社員など幅広い層が申し込み可能で、様々な種類の借入を銀行の融資に一本化できる可能性があります。

金利についても上限金利が年14.6%と低く、低金利の銀行ローンに借り換えを検討している方にもおすすめです。

東京スター銀行では、申し込み前に返済額のシミュレーションも可能です。1秒で結果がわかるので、返済負担をどれくらい軽減できるかお試しください。

限度額30万円以上1,000万円以下(1万円単位)
金利年率9.8%・12.5%・14.6%(固定金利・保証料込)※①
おまとめの対象となるローン金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等)のローン
担保・保証人不要
申込条件お申し込み時、満20歳以上、65歳未満の方
給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員の方)
年収200万円以上の方
保証会社(株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスまたはアイフル株式会社)の保証が受けられる方
東京スター銀行おまとめローン(スターワン乗り換えローン)の商品概要

>>東京スター銀行の詳細はこちら

注釈

※①当行所定の審査により決定いたします。

SMBCモビットはアルバイト・パート・自営業の方も対象|返済でVポイントも貯まる

三井住友銀行グループのSMBCモビットは、2022年2月28日より、新しいおまとめローンの提供を開始しました。

複数の借入を一本化することで、毎月の返済額を減らし、返済管理をシンプルにすることができます。

SMBCモビットのおまとめローンは、アルバイト、パート、自営業の方も対象で、安定した収入があれば、どなたでもお申込み可能です。

「正社員じゃないから…」と諦めていた方も、SMBCモビットのおまとめローンなら、解決の糸口が見つかるかもしれません。

SMBCモビットは返済するだけでVポイントを貯められるのも特徴で、貯まったVポイントは返済にも利用できるため、実質的な負担を軽減することができます。

ただし、まとめられる借入の種類は、消費者金融・クレジットカードでのキャッシングのみとなります。銀行のカードローンなどは対象外となりますのでご注意ください。

限度額最大800万円
金利実質年率3.0%~18.0%
おまとめの対象となるローン消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)
担保・保証人不要
申込条件満年齢20才~65才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方)
アルバイト、パート、自営業の方も利用可能
SMBCモビットの商品概要

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注釈

JCB CARD LOAN FAITHは上限金利が低く、少額のおまとめも低金利で利用可能

JCBカードローン「FAITH」は、自由な使い道の資金を借り入れできる、年会費無料のカードローン専用カードです。

その最大の魅力は、年利が最大でも12.5%と低金利であること。

借入総額が少ない方でも低金利で利用できるため、賢く借入をまとめたい方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。

借り換えやおまとめ目的でカードローンを利用する場合、今よりも金利が低い借入先を選ぶことで、返済総額を抑えられる可能性があります。

「FAITH」は、公式サイトでも借り換え・おまとめを推奨しており、一本化への融資に積極的な姿勢がうかがえます。

ご利用の際は、融資の使いみちや希望金額を正確に伝えることで、審査通過により期待が持てるでしょう。

ただし、「FAITH」は借り換えやおまとめ専用のローンではないため、総量規制の対象となります。

すでに年収の3分の1を超える借入をしている方は、借入ができない可能性が高いため注意が必要です。

限度額最大900万円
金利年利1.30%〜12.50%
おまとめの対象となるローン資金使途:自由
担保・保証人不要
申込条件20歳以上69歳以下で、ご本人に毎月安定した収入のある方。
個人の給与収入、または事業所得を示す書類をお持ちでない方は対象となりません。
学生、パート・アルバイトの方は対象となりません。
現在のお借入合計残高(住宅・自動車ローンは除く)が年収の3分の1を超えている方は対象となりません。
JCB CARD LOAN FAITHの商品概要

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注釈

横浜銀行カードローンは最短即日の借入にも対応が可能

横浜銀行カードローンは、金利の低さ限度額の大きさ審査・融資の速さ、すベてに優れているのが特徴で、最短即日で審査回答があり、最短当日に借り入れすることも可能です。

横浜銀行でおまとめローンを利用する場合は「カードローン」または「フリーローン」を利用することになりますが、どちらも借入限度額は変わりません。

借入限度額の範囲内で何度も借り入れできるのがカードローン、借り入れは最初の1回のみとなるのがフリーローンです。

現状の借入額や利用目的に合わせて選べるため、ご自身にとって最適なローンを組めるのはどちらか、仮審査の後にアナウンスしてもらうと確実です。

ただし、申し込みは地域限定となり、下記の地域に居住もしくは勤務している方に限られます。

横浜銀行カードローンの対応地域

神奈川県内全地域・東京都内全地域・群馬県内の以下の市(前橋市、高崎市、桐生市)

対象地域に当てはまる方で、低金利かつ限度額が大きく審査の早いローンをご検討中なら、特におすすめの銀行です。

申し込み前の簡易診断にも対応しているため、審査が不安な方は「お借り入れ3秒診断」をお試しください。

限度額10万円以上1,000万円以内(10万円単位)
金利年1.5%〜14.6%(変動金利)
融資の使いみち事業用資金を除く個人消費資金一般
担保・保証人不要
申込条件ご契約時満20歳以上69歳以下の方
安定した収入のある方、およびその配偶者(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます。)
次の地域に居住またはお勤めの方
神奈川県内全地域・東京都内全地域・群馬県内の以下の市(前橋市、高崎市、桐生市)

保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス(株))の保証が受けられる方
横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意される方
横浜銀行カードローンの商品概要

>>横浜銀行カードローンの詳細はこちら

注釈

フクホーの貸金業法に基づく借換えローンは、審査の通りやすさを重視する方におすすめ

フクホーは大阪市に本社を持つ消費者金融で、Web完結での手続きに対応しているため、全国どこでも来店不要で契約が可能です。

審査の難易度については、実際の利用者の口コミとして「他は断られたけど審査に通った」といった声が多く、消費者金融の中でも審査通過に前向きなのが魅力です。

フクホーで一本化できる貸付対象範囲は、貸金業者からの借入債務(消費者金融・クレジットカードキャッシング)のみとなり、金利は以下のように設定されています。

貸金業法に基づく借換えローン

  • 5万円~10万円未満…7.30%~20.00%
  • 10万円~100万円未満…7.30%~18.00%
  • 100万円~200万円…7.30%~15.00%
引用元:フクホー公式サイト 商品案内より抜粋

銀行と比べると上限金利は高めで借入限度額は少ないですが、審査に不安のある方に特におすすめです。

限度額最大200万円
金利7.30%~20.00%
おまとめの対象となるローン消費者金融・クレジットカード
担保・保証人原則不要
申込条件20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
フクホー(貸金業法に基づく借換えローン)の商品概要

>>フクホーの詳細はこちら

注釈

おまとめローンの選び方|デメリットを回避するために確認したいこと

おまとめローンは、金利を下げたり、毎月の返済負担を減らすことが可能な金融商品です。

しかし、利用方法によってはデメリットになるケースもあります。

ここでは、おまとめローンのメリットを最大限に活かせるよう、事前に確認しておきたいポイントや選び方の注意点を紹介します。

おまとめローンで金利が上がるケースもあるため注意する

おまとめローンを利用することで、金利が必ずしも下がるとは限りません。

特に注意すべきは、おまとめ前の借入に銀行カードローンが含まれている場合です。

おまとめローンの金利設定が、すでに利用中の銀行カードローンよりも高めに設定されている場合、逆に金利が上がってしまうケースもあるということです。

借り換えを検討する際は、必ずおまとめ前と後で金利を比較し、総返済額が増加しないかを確認しましょう。

支払い総額と毎月の返済負担のバランスを確認する

おまとめローンの返済期間を長期間にしすぎることで、現状よりも支払い総額が増えてしまう可能性があります。

完済までの期間が長くなるほど、利息を支払う回数が増えてしまうことが理由です。

現状よりもなるべく支払い総額が増えないよう、かつ、毎月無理のない返済額で、返済期間を設定するのがベストです。

なお、おまとめローンを組んだ後に毎月の返済額とは別に追加で返済する「繰り上げ返済」をおこなうことで、利息総額の増加を抑えることも可能です。

利用者のリアルな口コミや評判を参考にする

おまとめローン選びで重要なポイントの一つが、実際に利用した人の口コミを参考にすることです。

おまとめローン口コミは、利用者の生の声であり、公式サイトの情報だけでは分からないリアルな感想を知ることができます。

例えば、「審査がスムーズだった」「返済計画が立てやすかった」といった良い口コミは、おまとめローン選びの参考になります。

一方で、「手続きが煩雑だった」「サポート体制が悪かった」といった悪い口コミは、事前に注意すべき点を知る上で役立ちます。

ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、全ての人に当てはまるわけではありません。

口コミを参考にする際は、複数の意見を比較検討し、おまとめローン自体の情報と合わせて総合的に判断することが大切です。

返済期間や返済回数を確認する

金融機関やおまとめローンの商品によって、返済期間や返済回数が異なります。

事前に確認し、シミュレーションも活用して、無理のない返済計画を立てることが大切です。

一本化できるローンの種類を確認する

おまとめローンの商品によって「どのような借入を一本化できるか」が異なるため、確認が必要です。

例えば、SMBCモビットのおまとめローンの場合、対象となる借り入れは「消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)」となります。

おまとめの対象となるお借入

消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン)
※銀行のカードローン、クレジットカードのショッピング利用は対象外となります。

引用元:SMBCモビット「商品概要」おまとめの対象となるお借入

対して、東京スター銀行のスターワン乗り換えローンの場合は、「消費者金融・カード会社」だけでなく、その他の「金融機関のローン」も、おまとめローンの対象となります。

お使いみち

お申し込みご本人に対する無担保個人向けローンのお借り換えおよびおまとめ。
対象となるローンは、金融機関(銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等)のローンに限ります(但し事業性資金を除きます)

引用元:東京スター銀行「商品説明書」お使いみち

まとめたいローンが含まれているかどうか、申し込みの前に、必ず貸付対象の条件をチェックしておきましょう。

審査が甘いおまとめローンは無い|審査に通りやすい状況にするために準備したいこと

結論から言うと、審査が甘い、審査なし、通りやすいといった謳い文句のおまとめローンは存在しません。

金融機関は、貸金業法銀行法に基づき、過剰貸付を防止する義務があります。

また、審査に絶対通る・必ず借りれるなどといった表現は、法律で禁止されています。誇大広告をしている場合は闇金の可能性もあるため、関わらないよう十分に注意しましょう。

(誇大広告の禁止等)
第十六条 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。

引用元:e-Gov法令検索「貸金業法」

ただし、おまとめローンは一般的なカードローンとは異なり、他社借入がある状態でも審査で不利にならないという利点があります。

おまとめローンは複数社からの借入がある債務者を対象とした金融商品であり、返済の負担を軽減する目的があるためです。

つまり、他社借入がある方は、一般的なカードローンよりもおまとめローンを選んだ方が審査に通りやすいと言えます。

とはいえ、おまとめローンの審査も決して甘いものではありません。審査通過率を上げるためには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

延滞中のローンがあれば支払って解消しておく

ローンやクレジットの返済を延滞中の方は、金融機関の審査に通りません。

返済実績は審査の可否に大きく影響します。延滞中のものがあれば、なるべく早く支払って解消しておきましょう。

借入件数・借入額をできる限り減らしておく

あまりにも借入件数が多い場合、審査の通過が難しくなる可能性があります。

一般的に、銀行の審査の場合は3件以上、消費者金融の審査の場合は5社以上から借りていると厳しいと言われています。

借入残高が少ない借入先がある場合には、完済してしまい、なるべく借入件数を減らしてから申し込みを検討しましょう。

申し込み内容は正確に記入する

申込書には正確な情報を記入して申請しましょう。

どこからいくら借りているのか、現状をきちんと把握しておくことが重要です。

また、多くのおまとめローンでは、審査を通過したあとに「ここはまとめたくない」という”減らす”対応はできても、「ここもまとめたい」という”増やす”対応はできません。

審査に入ってから「ここからも借りていた…」ということが起きないように注意しましょう。

同時に複数社のおまとめローンに申し込まない

おまとめローンの審査は必ず1社ずつ申し込んでください。

ローンは申し込んだ時点で信用情報機関に記録され、金融機関が審査を行う際に必ず参照されます。

複数社を同時に申し込むと多重申し込み(俗に、申し込みブラックと言われています)としてマイナス要素になり、審査に不利に働く可能性があります。

誰が、いつ、どの会社に申し込みをしたかといった履歴は、6ヵ月間保存されます。

おまとめローンの審査に落ちてしまった場合には、最低でも6ヶ月以上の間隔を空けてから次の申し込みを検討してください。

おまとめローンの審査項目と基準・必要書類・利用の流れ

おまとめローンの審査項目と基準・必要書類・利用の流れは以下のとおりです。

おまとめローンの審査項目と基準

【おまとめローンで特に重要となる審査項目】

  1. 年収
  2. 勤務先
  3. 勤続年数
  4. 他社借入の件数
  5. 借金の総額
  6. 個人信用情報

審査基準として、

年収・勤務先・勤続年数については、借金総額とのバランスを見て審査通過の可否を判断されます。

他社借入の件数は、銀行の審査の場合は3件以上、消費者金融の審査の場合は5社以上から借りていると厳しいと言われています。

個人信用情報については、延滞や滞納などの金融事故履歴が重視されます。

おまとめローンの申し込みに必要な書類

【おまとめローンの申し込みで提出を求められる書類の例】

  1. 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)
  2. 収入証明書類(源泉徴収票・確定申告書・給与明細書など)
  3. 銀行の口座番号(入金や返済に使用したい口座)
  4. 銀行口座の届出印

おまとめローンに限らず、カードローンでは50万円を超える融資の場合、収入証明書類を提出するのが一般的です。

おまとめローンは高額な借入となることが多いため、申し込みに収入証明書類が必要となるケースがほとんどです。

おまとめローンの利用の流れ

おまとめローンを利用する際の、申し込みから入金・返済までの一般的な流れは以下の通りです。

STEP
申し込み(インターネット・電話など)
STEP
仮審査結果の連絡(インターネット・電話など)
STEP
必要書類を提出
STEP
本審査結果の連絡(インターネット・電話など)
STEP
契約・入金
STEP
返済(毎月1回、口座から自動引き落としのケースが多い)

入金は、他社借入を一括返済するための金額が振り込まれます。

多めに受け取るといったことはできず、自由な使い道には使用できません。

他社の返済を完了した完済明書の提出を求められることも多く、他の用途に使用すると規約違反となり、強制解約や一括返済の請求などの重大なペナルティを課される場合があります。

返済方法は多くの場合、毎月1回、決まった金額が口座から自動引き落としされます。

よくある質問

おまとめローンで審査落ちしやすいのはどのようなケースか

おまとめローンの審査に落ちてしまう理由には、以下のようなケースが挙げられます。

  • 収入が少ない、または不安定
  • 無職(収入がない)
  • 勤続年数が少ない
  • 他社からの借入金額や借入件数が多すぎる
  • ブラックリスト入りしている(延滞・滞納・債務整理などの履歴がある)
  • 短期間に複数のおまとめローンに申し込んだ
  • 申込基準を満たしていない(年齢・職業など)
  • 申込内容の不備や虚偽の申告があった

これらに該当しないよう確認した上で、対策可能なものは改善し、申し込みを行いましょう。

例えば収入が少ない場合や、他社からの借入金額や借入件数が多すぎるなどのケースは、数カ月かけて改善してから再度申し込むことで、審査落ちする可能性を減らす対策が可能です。

他社解約なしで利用できるおまとめローンはあるのか

おまとめローンの中には、他社解約なしで利用できるものもあります。

しかし、多くの金融機関では、他社解約を契約の条件としています。

これは、利用者の借入状況を正確に把握し、過剰な貸付を防ぐためです。

他社解約なしで利用できるおまとめローンを利用する場合でも、借り過ぎには十分注意し、無理のない返済計画を立てて利用しましょう。

おまとめローンの利用中に追加融資は受けられるのか

おまとめローンの利用中に、追加融資を受けられるかどうかは、金融機関によって異なります。

一般的には、追加融資は難しいと考えた方が良いでしょう。

おまとめローンは、複数の借入を一つにまとめることで、返済負担を軽減する目的があります。

追加融資を安易に認めてしまうと、再び借入残高が増えてしまい、返済が困難になるリスクがあるためです。

おまとめローンを利用すると、クレジットカードが使えなくなるのか

おまとめローンを利用したからといって、必ずしもクレジットカードが使えなくなるわけではありません。

ただし、以下の2つの理由から、クレジットカードの利用に影響が出る可能性があることは事実です。

おまとめローンを利用する際は、クレジットカードの利用状況にも注意しておきましょう。

【①:金融機関の審査】

おまとめローンもクレジットカードも、どちらも金融機関の審査が必要です。おまとめローンを利用すると、その借入情報が信用情報機関に登録されます。

金融機関は、クレジットカードの審査を行う際に、この信用情報を参照します。

もし、おまとめローンの借入額が大きい場合や、返済状況が芳しくない場合は、クレジットカードの利用限度額が減額されたり、利用停止になる可能性があります。

【②:総量規制】

貸金業法では、総量規制というルールがあり、個人の借入総額は年収の3分の1を超えてはならないと定められています。

おまとめローンを利用することで、借入総額が増える場合があります。

もし、借入総額が年収の3分の1を超える場合、クレジットカードの利用が制限される可能性があります。

おまとめローンの返済が滞った場合、どうなるのか

おまとめローンの返済が滞ると、信用情報に悪影響が及ぶほか、遅延損害金が発生するなど、様々なリスクが生じます。

返済が滞り続けると、金融機関から一括返済を求められたり、最悪の場合には、財産が差し押さえられる可能性もあります。

このようなリスクは、おまとめローンに限らず、カードローンなど他の借入にも共通して言えることです。

返済は計画的に行い、万が一返済が難しい状況に陥ってしまった場合は、速やかに金融機関や専門家(弁護士や司法書士など)に相談することが大切です。

まとめ

この記事では、低金利や利用しやすさでおすすめのおまとめローン、選び方、そしてメリット・デメリットについて解説しました。

審査か甘い、必ず借りれるような金融機関は存在しませんが、この記事で紹介したように、審査に通りやすい状況にするための対策を講じ、ご自身にとって条件の良いおまとめローンを選択してください。

おまとめローンを利用することで、基本的に、金利・月々の支払い金額など、返済負担を軽減することができます。

ただし、記事内でお伝えしたように、選び方を間違えると金利が下がらないばかりか、返済総額が逆に増えてしまうケースもあります。

おまとめローンは、賢く利用すれば借金返済の大きな助けとなりますが、安易な選択は思わぬ落とし穴を招く可能性もあります。

この記事を参考に、慎重に検討し、あなたにとって最適な一本化の道を見つけてください。

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